豪雪地、初心者の冬

2022.01
豪雪地帯 しかも古民家での初めての冬、昨日は車のタイヤが雪に埋まり、おとといはお風呂の湯沸かしがパンクして、その前は水道の元栓が凍結、と毎日がサバイバルテストなんですが。


何にも工事していない一番奥の部屋を寝室にしたら、下からの冷気がくるので、キャンプ用のアルミシートや寝袋を活用。本当に昨年キャンプしておいて良かった。ひとまず冬キャンプと思えば屋根があるだけいいよね笑、というおめでたい思考で今年は乗り切ります。
確かにこれまでの山形市の住まいより寒いのですが、不思議なことに、熟睡できるようになった。私は2年ほど睡眠が浅い日があるという悩みがありました。書籍を作っているあたりから。疲れているはずなのに、途中で目が覚めてしまったり。音にも敏感で、夫が部屋のドアをそーっと開けても起きてしまっていた。そんな私が、雪がどさーーっと深夜に屋根から落ちる地鳴りのような音でも起きなくなった。
雪かきで体をうごかしているからなのか。それとも空気の問題だろうか。わからないけど事実として寝られるようになったのは嬉しいことです。


豪雪地に住むうえで、息子は雪遊びが好きなことは幸いなことです。
保育園は3月まで変えずなので片道車で30分。でも、大好きな歴史ラジオチャンネルを私のスマホで流しながら、園で習った編み物をゆっくりできて、さいこうのじかんだな!と言いながら登園しています。


息子は家だと、釣りたてのマグロのように常時バタついているので、じっくり一緒に座っていられる貴重な時間。色々とお話ししたり、コミュニケーション時間にもなっています。遠いのも、悪いことばかりでもなくて。


広大な自然と自由と引き換えに冬は大変。しかし冬は冬眠するという自然な動物の身体性に、自分を戻していくつもりで。今は雪が重くて大変動きづらいですが、例えるなら、悟空とクリリンが背中に重し(甲羅だったかな)つけて修行していたようなイメージ。雪が解けたらエネルギーが出過ぎて私も飛べるんではないかと思っています。