みかんの皮の使い道研究会

2024.02.19

うちは冬にたくさんみかんを食べます。皮をたくさん捨てることになりますが、寒い時期はコンポストに入れてもなかなか分解が進みません。何か使い道はないかなと思っていたところ、無農薬のミカンをたまたまひと箱頂いたので、これは丸ごと使いたい!と、みかんの皮について調べて試してみました。実は食べてもよし、掃除にも使えるし、多様な使い道があるようです。
Voicyでも話してみたので、聴いてみてください。→ https://voicy.jp/channel/2829/731051

まずはやっぱりオレンジ(みかん)ピール。ゆでてから白い部分をスプーンでとりのぞき、水を変えて何度か茹でる。みかんの皮の重さの6割くらいの砂糖をまぶして混ぜ、砂糖が溶けたら煮て、だいぶ水分が少なくなってきたらクッキングペーパーに重ねず乗せて乾かす。
オレンジピールより薄くてもう一枚とついつまんでしまうおやつです。またみかんはオレンジと違って白い部分が薄くて苦みも少ないので、あまり神経質に取り除かなくてもおいしくできました。

そしてなんと、このみかんピールを作るときに最初に茹でこぼした時のこの煮汁が、お掃除に使えるそうです。床の艶出しやシンクの汚れ取りなど。そういえばオレンジ由来のお掃除グッズは多いですね。このみかんの皮そのものをスポンジのようにしてシンクやコンロ周りの掃除もできます。もちろん頑固な汚れ落としの威力は市販の洗剤には勝てませんが、今日の軽い汚れなら、さっとみかんの皮の酸で掃除できます。レンジの掃除などにも有効だそうです。(最初にみかんの皮を温めてふやかした状態で)

そして、陳皮。みかんの皮は漢方としてもつかわれています。みかんの皮をよく洗い、細切りにしてしばらく干して置き、カラカラに乾いたものをミルサーで粉砕しておけば長期保存もできます。紅茶に入れてはちみつを入れるととてもおいしかったです。
また、ミルサーで粉砕せずともそのまま便などに入れて保存すると入浴剤としてもつかえるそうでほんのりみかんのさわやかな香りがします。

陳皮にしたものをクッキーにしたり、みかんピールにしたものをそのままクッキーに入れたり。オレンジピールって市販のものを買うとどっさりとは使いづらいですが、自分で作ればおやつにも贅沢にたっぷり入れられます。みかんの皮ってホントにたくさん出るので!
 こんなに使い道があるのなら来年も無農薬のみかんを取り寄せて買おうかな。多少値は張っても、皮も食べられるならとってもお得なのではないかと。無農薬みかんが手に入らない時は、普通のみかんでも国内のものであれば農薬の基準が定められているので、茹でたり重曹で磨けば問題なく食べられると書いてある記事も多かったです。しかしやはり継続的に皮ごと食べたいときは少し気になるので、できるだけ無農薬で育てられたものを通販などで手に入れたいなと私は思っています。