栗と過ごす。2022秋のノート。


山の家に住んで初めての秋。大きな栗の木が2本。去年はイノシシにたくさん食べられてしまったそうなので、そうなる前に毎日バケツに一杯栗拾いしています。拾うのに忙しいので、作るのはもう何も考えず渋皮煮です。

皮むきが楽しくて、許されるなら映画でも観ながらずっとやっていたいです。パカッと気持ちよく鬼皮取れるのって、やめられなくないですか。たまに少量だけやるのは面倒に思ったものですが、こうも日々のルーティンになると、もはや瞑想状態。

渋皮煮にちょうどいい豆皿と、菓子きりを作る。

毎日夕飯前のひと仕事、栗拾いエクササイズに。いつかは私もクマに遭遇するんではないかと思っていますが、鈴は忘れずに、ラジオを腰にぶら下げて、さらに息子がブリキのバケツを叩いて熊よけしてくれているので賑やかです。

渋皮煮をつぶした、栗あん。

おまんじゅうに。

家の栗おやつの研究もすすみます。渋皮煮のやぶれてしまったものは、つぶして栗プリンや栗タルトにするのがお気に入りです。皮むき失敗した栗は、きのこと合わせて栗グラタンにするのも好きです。

 息子に渋皮煮のラベルを書いてもらいました。自分が楽しくて人も喜んでくれて、という仕事が毎年9月にあるのかとおもうと嬉しくなる。この栗の品種は何だろう、調べてもなかなかわからないので、栗名人を探しています。

渋皮煮の崩れてしまったのを使った、栗のアイス。

ラジオ(voicy)でもお話ししました。→
  #54 栗仕事の瞑想。ひとつのことが楽しくなる道のりについて。
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栗と鶏肉、きのこのグラタン

じゃがいもを、栗に置き換えた栗コロッケ。