大好きな本です。子供のころの大定番でしたが、夫は知らなかったので、みんなが知ってるわけではないのかと気づいたのは最近でした。西内ミナミさん作、堀内誠一さん絵。
張り切って働いても、行く先々で失敗を繰り返し「もうけっこう」と職場を追い出されてしまうぐるんぱ。大人になってから読むと、わかる。。と、 職場でうまく働けなかったときの気持ちを思い出したり。 子供の時とは別のことを感じるものだなとおもいます。
子供の時は、この絵が印象的でした。お仕事の、出来損ないのものを担いでいる姿。本人はしょんぼりしてるのだけれど、その姿は何とも愛らしく。このあとぐるんぱは、この「不用品」になってしまったものを使って新たなことをはじめるのですが、その姿勢に大人も学ぶところがあります。
2011年にまだ私が東京で会社員をやりながら、焼印などを作りつつレセプションのお菓子制作などで活動をしていた時に、雑誌「MOE」さんから、絵本の中からイメージしたおやつの記事の菓子制作のお仕事をいただきました。その時、題材にぐるんぱのようちえんを選びました。
記事になったものがこちらです。なかなか、今にも倒れそうです。撮影スタジオまでこれを電車+徒歩で運んだのですから、今思えば無茶なことをしましたが、まだ若々しかったもので。。そのあと、スタッフさんと美味しく頂きました。 思えばこれが東京での最後のお菓子の仕事になりました。
ぐるんぱのようちえん →amazon
絵本にイメージを受けたお菓子を作ってシリーズ化するのは、やはり面白いかもしれませんね。今はちょうど食べてくれる人(子供)もいるので。また作ったら、お知らせしますね。