山菜ジェノバペースト

窓から見えるのは、山ニンジンの葉。セリ科特有の爽やかな香り、セロリのような香りにも思えます。たくさん食べたいものの、おひたしや塩漬けばかりだと飽きるので(特に子供が)、使いやすい調味料にしておけたらと思い作ってみたら、とても使いやすそう。山菜のジェノバ風ペースト。
山菜以外でも、春菊やヨモギなどでも同じように作れます。青シソでも!バジルと比べて黒くなりづらいのが作りやすいところです。ほんのり苦みのある葉っぱがたくさんあるときに。

ジェノバソースとはバジル・松の実、ニンニク、オリーブオイルで作るソースですが、バジルを山ニンジン葉に、松の実を好みのナッツに置き換えています。

作り方。分量はこの時作った一例で、ざっくりでも何とかなります。
山ニンジンの葉50gは茹でて水につけてあく抜きし、ざく切りにしてからぎゅっと絞る。(その他春菊など、生で食べられるような葉っぱなら生のままでも) 好みのナッツ(アーモンドやクルミ)25g、みそ小さじ1(または塩小さじ1/2~)と一緒にフードプロセッサーにかけてペースト状にし。好みで塩して味を調え、オイル適量も加えて混ぜる。
オイルの量は少なめならペーストに、多めならソースになる。ピザソースやパスタなどの料理に使うなら、ナッツと一緒にニンニク一片も加え、オイルはオリーブオイルに、など、作る物によって味見しながら加減する。粉チーズを入れてもいいです。でも、みそ+ナッツでわりとチーズのような味わいになります。

チーズと合わせて、ピッツアに。苦みのある葉物は、チーズと合わせるとだいたい丸く収まって、子供でも食べやすいみたい。

野性味あふれるピッツア。
この葉っぱペースト、鶏肉や白身魚に塗ってカリッと焼いても(もしくは焼いたうえに塗りつけても)美味しいです。

お食事マフィンに。

クッキーに。

活躍してくれそう。ここに、これからも写真を追加していきますね。来年以降の春のためにも。

裏山からの景色。山ニンジンで、家が埋もれそうです。

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