「よるのようちえん」

うちの、絵本棚より

谷川俊太郎 著  中辻悦子え・しゃしん

白黒の、幼稚園の写真に、不思議な生き物たち。何ともシュールでグラフィックも面白い。昨年個展をさせていただいた中目黒の古書店「デッサン」さんで買いました。山形の本屋さんで見たことがなかったのですが、新品でも買えます。→amazon

よるのあいだに登園してくる不思議な子たちがいる。
息子も 、今日はなんかこわいから読まない、と言ったり、思い出したように読む!といったり。なんかこわい、というのは想像力の部分が刺激されているのでしょうか、私も小さいころ怖いと思ったことはよく覚えている気がします。たとえば「みんなのうた」でやってた「メトロポリタンミュージアム」とか?ミイラが出てくる…。こわいよーーと言いながら、なんかまた観たい、と言うような中毒性を感じていましたね。

そしてこの意味のないようで意味のあるような言葉。 大人は意味に結び付けたがるけれど、子供はまだ言葉がバラバラで、拾い集めては組み合わせて。そんな子供の頭の中を見ているよう。の息子が0歳のころにも、谷川俊太郎さんの絵本「もけらもけら」にはとてもお世話になりましたが、それと同じく楽しいです。

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