移住日記4 家が軽くなった

2021.07.30
お盆明けにはリフォーム工事が始めていただけることになった。置く場所があるから捨てる必要がなかった築100年近くの家には、まだまだ大量のモノがある。工事をするのは一部なものの、せっかくきれいになった床を汚すことになるので、私のゴミ捨ても加速していった。

普通車で、何度も千代田クリーンセンターと行き来しています。そろそろ顔を覚えていただけたかもしれません。一部は不用品業者さんにお願いするのですが、それでも仕分け作業は必要。夫のひいおじいちゃんから受け継いでる家で時々本当に要るものもあったり、たまに着物などのお宝もあるので、結局少しずつ自ら捨てています。

裏の小屋にもたくさんの布団や食器があります。昔はここでお葬式をやったり会合をしていた様子が想像できます。

廊下には会合で使われていたと思われるたくさんの机が積んでありましたが、それを外に出したところ。家の素が見えたような清々しさがありました。何もないというのはこんなにも贅沢なことなのか。きっとそのうち何か起きたくなるのだろうけど、この光景は覚えておこう。

不便な立地ながらこの家の形が落ち着くのは、私も平屋育ちだからかもしれません。子供のころはお友達の2階建てや3階建ての新しいおうち、いいなあと憧れたものでした。でも母によると、子供のころから私は家の中をシロクマのようにぐるぐると歩き回りながらいつも考え事をしていたようで、その時間が今の自分の幹を作ってくれた気がしています。体は覚えているようです。

一度ふすまを取って見たら、もう二度とはめられなくなる、は古民家あるあるでしょうか。色々と歪んでいるなあ。全部は直せないけど。