2019年7月 絵本との記録

最近出会った、素敵な絵本のおぼえがき。日中は保育園に行っている息子4歳と夜中に絵本を共有している時間は大事で、たぶん10年後くらいには一番に思い出す毎日の思い出になってるんだろうなと思っています。自分が読んでいるものもいずれここに記録していきたいと思います。


最近私が、大好きだなあと思ったのは、「まあちゃんのながいかみ」。長く愛されてる本ですが、私は初めて読みました。

とっても髪を長くのばして、こんなことをするのよ、とあれこれ空想してる様子が、空想だらけだった子供時代の記憶を呼び戻します。年長さんくらいの女の子のちょっとマセた感じの、言葉遣いやしぐさの表現力もすばらしいでもす。 息子も笑いながら見ています。 →こちら


その他、「おちゃのじかんにきたとら」。
こちらも定番だと思いますが、 この何が起きても動じない家族。途中までは怒らなくていいの?と突っ込みを入れたくなるけれど、途中からは誰も怒らない世界だったら、こんなゆっくりした時間が流れているんだということに気づかされて、優しい気持ちになれます。

「チリンのすず」
やなせたかしさんの初期絵本より。息子にはまだ「どうして?」と難しいみたいですが、見るたび胸の詰まる本です。絵本の冒頭にこんなせつない言葉ある?と最初のページから思いましたが、「かなしい」と「愛しい」の感情はとても近く、生きてくうえで、とても大切なものだということを思わされます。