2019.12.29
この本では、わりと私のスプーンやプレートが出てくるページも多いですが、愛用している器にも登場してもらいました。本では紹介できていないので、一部を紹介します。
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「ぼうろ」昨年個展でお世話になった、北海道美瑛町のスイノカゴさんの、白樺の小さなかご。おやつの時間のお菓子入れに活躍しています。
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「梅シロップ」2018年秋に、滋賀のTheGoodLuckStoreさんでの2人展でご一緒した、三重のガラス作家の、中村一也さんのグラス。
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「パンケーキ」表紙 小さなピッチャー …高校生のころからの友人の陶作家、久野真琴さん(まこっちゃん)の作品。10年くらい前に展示で買ったもの。名古屋の予備校から一緒に電車に乗って多治見駅まで帰ったりしていました。
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「パンケーキ」表紙 お皿…佐藤敬さんの作品。山形・上山の「厩戸」さんで買いました。
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表紙に使ったお皿を見つけた厩戸さんは、野菜と玄米の美味しいカフェで、うちから30分くらい。今年後半は仕事の休憩に、ときどき通いました。私は子供が生まれてから外食の頻度は減り、しかも一人で行くなんて贅沢という感覚になっていましたが、厩戸さんのご飯を食べに来てから、これは必要な体験だなと思いました。
家でご飯を作る係の人は、誰かに作ってもらう体験が不足してしまう。作るだけでなく繰り回す忙しさで、時にはこなさないといけない作業のような感覚になってしまったり。 誰かの作ってくれたご飯が、目の前に出てくるってこんなに嬉しい体験だったなという食べ手専門の気持ちを思い出し、また作りたくなる元気をもらえる。
家庭で作る係の人は、信用できるお店に行ってご飯を頂くこと、バランスを取るのに必要だなと思います。自分はおろそかになってないか確認しながら。
お店のご飯にも使われている佐藤さんの器。販売されています。